2024年6月30日日曜日

20240629-30 C1カーレース本番

6月最後の土日・・・いよいよC1カーレースの本番の日を迎えました。

C1カーレースは、ボーイスカウト川崎22団・26団・38団・43団・49団・54団・57団のカブ隊が合同で開催しているカーレース。同一のシャーシ・タイヤをベースに仕上げた個性あふれるマシンで、スピードと美しさを競います。スカウトの部(子供たち)と一般の部(保護者・指導者)があり、スカウトたちはもちろんですが、おとなたちも(なんなら子供そっちのけで(笑))楽しんでたりします。

レースに出場するには、まず車検があります。レギュレーション通りのマシンになっているか、重量・長さ・幅・高さ・オーバーハングなどが厳しく計測されます。

モーターやゴム、ゼンマイなどは使いません。動力は・・・重力のみ(笑)。コースは木製でスターターがレバーを引くと各車が一斉に走り始めます。


ゴールの判定は電子制御。マシンがゴールするとセンサーが感知し、各レーンのタイムと順位が自動的に表示されるしくみです。



走行動画でその迫力を体感してください(→こちらをクリック)

動画の撮影はGoPro搭載のカメラカー。ちなみに車重はレギュレーション(140g)の2倍。でも重いほど早いかというと、そうでもない。奥の深いレースなのです。

車検に通ったら、いよいよコースイン!


何度も走らせては・・・

シャフトの微妙な角度(トーイン・キャンパー)やおもりの位置などを調整して、最速タイムを追求します。

大人は1日目にタイムトライアルも行いました。3秒を超えたらかなり速い。トップクラスのマシンは2.8秒を割ることも!!

最後にあらためて車検を行い、テーブルの上にマシンを並べたら、1日目の活動は終了です。

スカウトたちが帰った後、デザイン賞の選定を行いました。各団のリーダーから選ばれたメンバーが、オリジナリティやクルマらしさなど、さまざまな観点でマシンを評価します。

デザイン賞の対象は大人と子供、すべてのマシン。
さて、どれがおとなのマシンでどれがスカウトのマシンか、分かりますか?



実はすべてスカウトたちのマシンです。レベル高すぎ・・・。

そして翌2日目。スカウトたちのタイムトライアルから始まります。
団ごとに計測するので、他の団のスカウトたちは空き時間にゲームを楽しみます。


他の団のスカウトたちと恒例の名刺交換。


午後はC1カーレースの本番です。タイムトライアルの結果で近いタイムのマシン同士で当たるよう、決勝トーナメントが組まれます。

マシンがスターターに託され・・・

4台揃って・・・

スターターがレバーを引くと・・・

全車一斉にスタート!最大140gの各マシンが一気に最高速度までフル加速!!


2日目の様子もぜひ動画で!(こちらをクリック)

この盛り上がり!!

残念ながらスピードでは他の団に勝てませんでしたが、デザイン賞はスカウトの部で10名中1名、一般の部で4名中2名を我が43団が独占しました。

デザイン賞スカウトの部、1人目発表中。

3人目発表中。

7人目。まだ呼ばれない。

9人目。うーん・・・

最後10人目・・・えっ⁉️

はえぇ〜呼ばれたぁ・・・

やったね!!

実は・・・

なんと親子同時受賞でした!おめでとうございます!!


一般の部、もう1台のデザイン賞受賞はこちら。

ハンドルにあるスイッチを押すとライトが光りますよ〜。

会場の皆さまにたっぷり自慢話を聞いていただきました(笑)


昔はスピードでもライバルを圧倒し上位を独占していた川崎43団。名門復活に向け、次回も頑張るぞ!おーっ!!

各団の運営スタッフの皆さま、参加者の皆さま、本当にお疲れさまでした!




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