今日からいよいよ夏キャンプ。団委員長と、お父さん、お母さんたちに「行ってきます」のあいさつをして、バスに乗り込みました。 連日、猛暑が続いており、週間天気予報でもずっと晴れマーク。今年は天気に恵まれた夏キャンプになりそうだなーと思いきや・・・
標高1000mを超える山奥にある「南アルプスユネスコエコパーク
井川自然の家」は、ひんやりとした霧に包まれ、開村式は小雨の中で行われました。
ビーバー隊と合同の夏キャンプ。初日の夜は体育館でのゲーム大会。ビーバースカウトとカブスカウトが入り乱れ、とにかく、ずーっと走り回っていました(笑)。
興奮していてなかなか寝つけなかった初日の夜ですが、翌朝は早く、6時起床、6時30分朝礼。眠たい顔をしているスカウトに、リーダーから喝が入ります。
2日目はハイク。施設周辺のいくつかのハイクコースの中で最もタフな登山コースを歩きました。
急な尾根道を登ること1時間。後ろにはエメラルドグリーンの井川湖が見えています。
山頂のスキー場広場で食事。
晴れていれば南アルプスの山々や富士山もよく見えるはずでしたが、ご覧のような深い霧。今回の夏キャンプは、最初から最後まで、このような霧の中で過ごしていたような気がします。
毎晩、組長と次長とリーダーによる振り返りミーティングが開かれます。毎日毎日、反省することは尽きません。今日できなかったことは、明日がんばろう。
食堂でいただく食事はどれも美味しく、スカウトたちの食も進みましたが、
野外で頂く食事も格別でした。パンに、ウインナーとキャベツ、チーズを挟み、アルミホイルに包んで牛乳パックごと燃やすと・・・
ほどよく焦げ目のついた香ばしいホットドッグの出来上がりです。
近くの清流では、放流したアマゴを掴みどり。
獲ったアマゴは自分でさばき、
串焼きにします。命あるものを頂く。そのことに感謝して、頭から尻尾まで残さず食べ切ります。
空いた時間はクラフトワーク。ロープのいろいろな結び方を、木や葉っぱで装飾したノッティングボードに・・・
「勾玉」作り。やわらかい石を、サンドペーパーでひたすら削り、つやを出す。
いたってシンプルなこの作業に、子供も大人も真剣そのもの。みんな、一心不乱に削っています。
帰りのバスは、事故渋滞に巻き込まれたこともあり、到着はなんと夜の9時30分。本当におつかれさまでした!